こんにちは、佐々木翠です。
つい先日、車で日帰り出張に行きました。
朝、余裕をもって出発したはずだったのですが、
ガチガチの事故渋滞につかまってしまい
ほんとうに予定時刻ギリギリでした。
最後はなんと駐車場から目的地までダッシュ。。

さらに、
仕事の後に寄ろうと楽しみにしていたレストランは
駐車場スペースが満車で、入店すらできず。。
気持ちを立て直すべく
ドーナツでも買おうとスターバックスに入ったら
ドーナツどころか、甘いものが全部売り切れてる!
いやいや、今はあらびきソーセージパイの気分じゃないので。。
(※ちなみにコーヒーだけ注文しました)
とにかくついてない・・・
こういうとき、ありますよね。
これはたった一日の話でしたが、
数ヶ月とか数年とか、
そういった長いスパンでの調子はもっと大事です。
私は勝手に「人生の波」と呼んでいるのですが、
- 調子の良いとき(上げ波)は、なにかと上手くいくし、人も寄ってくる
- 調子の悪いとき(下げ波)は、頑張っているわりに結果が出なくて、人も遠巻きに
こんな感じで、誰にでもアップダウンがあります。
誰にでも、です。

たとえ周りから見たらいつも上手くいっている人でも
ご本人は「最近なんか停滞してる?」など悩んでいたりするもの。
でも、そういう方は
下げ波のときは下手に目立ったりせず
そのとき出来る準備や仕込み活動をしているから
はたから見たら ”いつも上手くいっている” ように見えるのでしょうね。
「人生の波」を察知できると、大きな失敗を防げる
手痛い失敗というのは、こんなときに起こりがちです。
- 下げ波のとき、「おかしい、こんなはずじゃない」と焦ってハイリスクな選択をする
- 下げ波のとき、「自分には才能がない」と投げやりになって自暴自棄になる
- 上げ波のとき、「どうせ私には無理」と引っ込んでしまいチャンスを逃す
- 上げ波のとき、「永遠に上手くいく」と安心して学ぶ気持ちを忘れる
私自身が痛い目を見てきたのでよく分かるのですが・・・
今の状態が永遠に続くような気がしてしまって
やたらと焦ったり
諦めてしまったり
慎重さを手放してしまったりするんですよね。。
なので、大失敗が怖い!という方は
- 「人生には波がある。だから良いことも悪いことも永遠には続かない」と知る
- 上げ波のときは、積極的に動いてハードル高めにことにも挑戦する
- 下げ波のときは、仕込みや準備などその時できることに専念する
こんなことを意識してみるといいと思います。
波なんて気にせず行動したい!これも一つの正解

もちろん、波なんて気にせずどんどん行動したいです!というのも、いいと思います。
失敗なんか怖くない、という方はそれだけで才能です。
本人さえ心折れなければ、結局「失敗」なんてものはないのですから。
波なんて気にしない派の人は、
プラスアルファで上げ波・下げ波を察知できるようになると
追い風を捉えてさらに飛躍できるかもしれません。
上げ波で安心しきって、1年半の時間とお金をドブに捨てた

私を例に話をしますね。
仕事のプロジェクトがそこそこ順調に進んでいたときのことです。
先に先にと考えてしまう私は、
まだ最後の一番重要なデータを見る前から
「ここまで来れば、余程のことがない限り大丈夫」
「あとはAしてBしてCして仕上げるだけ♪」
・・・と頭の中で勝手に勝利宣言をしていました。
周りの人も「うんうん、確かに上手くいっているね」という雰囲気。
なにしろ1年半くらいかけて他のデータを集めて納得していたので
最後のピースはあくまで「確認」という位置付けだったのです。
ところが。
上手くいっていることを確認するはずが・・・
最後のデータを見て分かったのは、
私の設計に問題があり
最初からやり直す必要がある
ということでした。。
え・・・なにこれ?
1年半の間、1日15時間も働いて集めたデータが
ゴミの山だと証明された時のパニック感・・・
上げ波だったはずが
突然下げ波へ急降下です。
凹むというより真っ白でした。

よほどショックだったのか、
頭が真っ白になった後のことをよく覚えていません笑
そして、頭が真っ白になったということは
結果がNOだった場合を想定できていなかったということ。
仕事人としてアウトです。
慎重に謙虚に、色々調べておくべきでした。
結局このときは悩んだ末に、
このアプローチ自体を捨てる決断をして
全く別の方法に一から取り組むことに。
最終的には、さらに1年以上かけてゴールまで辿り着いたのですが
上げ波の時こそ注意が必要だと痛感しました。
上げ波→下げ波に転がり落ちたあとの話
この話には続きがあります。
別の方法でゴールにたどり着きたい、と思ったものの
そのためには他の専門家の助けがどうしても必要でした。
普段だったら躊躇したかもしれませんが、
なにしろ追い詰められていたので
コラボ相手を探して
実際にお会いして
コラボをお願いすることにしました。
向こうから出された条件は一つ。
そのコラボレーターに丸投げするのではなく
私自身がチームに入ってトレーニングを受け、自分でやること。
(※その分野では、私はまったくの素人です。)
もしかしたら、難しいことを言って追っ払いたかったのかもしれません笑
でも、背水の陣でしたので、私は喜んでお受けすることにしたのです。
下げ波のとき、実は一番成長している

喜んで参加したものの、
プロジェクトを完了させるまでの間、ずっと下げ波でした。
振り出しに戻った危険プロジェクトには誰も参加したがりませんし
学会で同業者に会えば、なんとなく気まずい雰囲気になり
新しいチームでは素人同然で、簡単なこともヒーヒー言って正直足手まといです。
本当に情けない・・・
そう思っていました。
でも、後から振り返ると、このときに一番成長したと思うのです。
そう、人は上げ波よりも下げ波で成長するんです。
これ本当ですよ。
私の例でいえば、
◇ 一流の仕事人と同じ空間で働いて、日常を共有すること
◇ 上手くいかないときに、どう考え行動したらいいのか、真剣に悩むこと
◇ どんなに四面楚歌でも、静かに応援してくれる人が必ずいること
これらはきっと、下げ波でなければ体験できなかったことです。
まとめ

今日は、人生の波をテーマにお伝えしました。
この話を聞いて「今まさに下げ波です!」という方、どうぞ安心してくださいね。
- まず大事なのは、焦らないこと。
- 上げ波も下げ波も永遠には続きません。
- 下がった波は必ず上がります。
そして下げ波で何かを失ったように見えても、実は大事なものを得ていたりします。
ただ、今は気づかないだけ。
私は、プロジェクトが一時期ボツになって、周りから人がサーッといなくなったと感じました。
でもね、それまで月1以上のペースで出席していた学会やシンポジウムにほとんど行かなくなったおかげで、すごい時間の余裕が生まれたんです。
そうしたら、
研究のこと
将来のこと
長期的なことも
ゆっくり考えられるようになったのですね。
いつも忙しい!と思っていたけれど、なんだこんなに時間があったの?と。
でもって、
また上手く回るようになったら
今度はやたら人が集まってくるの笑。
そう、失敗しようが停滞しようが
周りは大して気にしていないのですね。
他人からの目や声なんて所詮そんなもの。
下げ波を経験して切り抜けた人は、
そういう周りのちょっとした反応で
慢心することもなければ
有頂天になることもなく
かといって落ち込むこともなく、
いつも心の中に静けさと穏やかを保っていられます。
それが「美しい」ということだと私は思うのだけど、皆さまはどう思われますか?
それは今日はこのあたりで。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
佐々木翠