周りに流されてしまうとき、準備する2つのもの

こんにちは、佐々木翠です。

周りに配慮できる方や相手に合わせられる方は、はたから見ても安心感があって素敵ですよね。

でも、気遣いしすぎるあまりご本人が、

  • 何かと面倒を押し付けられている気がする
  • 自分の時間がない
  • 周りの目が気になって、やりたいようにできない

こんなふうに感じているとしたら?

趣味や仕事でやりたいことがあっても「周りからどう思われるかが気になってしまって行動できない」という方は結構いらっしゃいます。

今日はそんな方に向けて、自分を取り戻すための第一歩をご紹介します。

目次

悩む前にまず準備するもの2つ

周りが気になって息苦しい、という方におすすめなのが

一人になれる「時間と場所」を確保すること、です。

これは効果絶大です。

1日5分でもいいので、ぜひ試してみてください。

”一人” といっても完全な個室を用意する必要はなくて、周りの人(=あなたの知り合い)から影響を受けない時間と場所、という意味ですよ。

その場所は、

お家の中かもしれないし

通勤通学の電車の中かもしれないし

街角のカフェや図書館かもしれません。

私の知り合いには、山手線で東京をぐるぐる回りながら読書するのが落ち着く、という人もいますし

スポーツジムでトレッドミルの上を走りながら考え事をする人もいます。

私は学生の頃、一人暮らしのアパートにデスクがなかったので、早朝のスターバックスで語学の勉強をしたり本を読んだりしていました。

ぜひ隙間時間を見つけて

あなたが落ち着く場所で

一人で過ごす時間を作ってみてください。

最初は手持ち無沙汰になるかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。

何回か続けているうちに、ザワザワしていた気持ちがスーッと鎮まるのを感じられるはずです。

一人時間に何をしたらいいの?

「時間と場所は確保したけれど、何をしたらいいのか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくの一人時間。ぜひ好きなことをしてみてください。

  • 本を読む
  • 書きものをする
  • 何かを手作りする
  • 楽器を演奏する
  • 身体を動かす …etc

何をするのかは人それぞれだと思いますが、一つだけ大事なポイントがあります。

それは、その時間は「他人と繋がらないこと」

その時間だけはSNSやメールを見ないようにする、などルールを決めてしまうのも手です。

連絡デトックスのすすめ

他人と繋がらない時間をもつこと。

私はこれを「連絡デトックス」と呼んでいます。

というのも以前、仕事のメールやメッセージアプリを数分おきにチェックしないと落ち着かないノイローゼ状態になったことがあるから。それ以来、連絡や情報を意識的にセーブするように心がけています。

仕事や家庭の連絡が頻繁に来る方だと、慣れないうちは落ち着かないかもしれません。

でも実際のところ、30分連絡がつかないからと言って、すぐに非常事態になることはそうそうありません。

本当に緊急だったら電話が来ますから。

それでも気になるという方は、こう考えてみて。

「この人はいつ連絡しても大丈夫」と人間コンビニのような扱いに甘んじるのか

それとも、

「この人には不可侵な領域がある」とリスペクトを受ける存在になるのか

あなたにふさわしいのは一体どちらでしょうか?

周りを気にするくらいなら最初からやらなければいい、という正論について

”やりたいけれど、周りの声が気になってできない” というテーマで時々目にするのが

「周りを気にしてやめるくらいなら、最初からやらなければいい」

という論調。

えぇ、正論だと思います。

でもね、同時にこうも思うの。

反論できない正論でバッサリ切り捨てて

あったかもしれないチャレンジや可能性をゼロに叩き潰すことで

世の中に何かプラスになることはあるんだろうか?って。

基本的に、周りの声が気になる・流されてしまうという方は

他人への共感や気遣いのできる優しい人たちです。

自己主張が上手な人ばかりではなく、

周りに遠慮して引っ込んでしまう人たちの中のアイディアや考えをもっと活かせたら、多様性が生まれて世の中にもプラスになりますよね。

その第一歩が今日ご紹介した、

周りに影響されてしまう方が

一人になれる「時間と場所」を確保すること。

あなたが自分一人の時間を充実させたからといって

周りへの優しさが消えてなくなるわけではありませんので、ご安心を。

そして、

自分だけの時間・場所をもつと、他人の時間や事情ももっと大切にできるようになります

ぜひ、1日5分の一人時間から始めてみてくださいね。

それでは今日はこのあたりで。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

佐々木翠

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